
BS松竹東急で『二十四の瞳』。2007年のデジタルリマスター版だがマスターに使われたフィルムの保存状態が思わしくなかったのだろう。時にレストアでは追い込みきれないキズなどが目立つ。音声は意外とノイズ感も少なく総じて良好だ。台詞も聴き取り易い。令和リメイクドラマ版に比べればテンポもゆったりで微笑ましい描写や歌唱シーンも多い。

『激突!殺人拳』。全編に渡って関根勤ばりに顔芸を見せる千葉ちゃんの力の漲りようがすさまじい。日本映画専門チャンネルで数十年ぶりに再見。やはり怪作としか言いようがないが、海外ではサニー千葉の代表作として超人気作というのだからわからないものだ。

BS日テレの『柳生一族の陰謀』は旧マスターだった。ここのところサムスン製“Odyssey Ark”の存在が気になっていたのだけれど…いざシネスコ作品を観ると16:9ではなく、やはり21:9のウルトラワイドモニターの方が好みとスタイルには合っているのだなぁとあらためて思ったりもする。悩ましい…。
8月11日(木)にBS日テレでオンエアが予定されている深作欣二監督作『柳生一族の陰謀』。予告編の映像を見る限りではどうやら旧マスター版のようだが、同局が放送した東映作品では『新幹線大爆破』が4Kデジタルリマスター版でポロっと登場したこともあった。いちおう録画しておこう。

『サスケ』のオンエアはヤバい!昭和の少年時代、夕方6時から始まる再放送を何度見たことか。時代劇専門チャンネルで9月放送開始。同じく白土三平原作の『忍風カムイ外伝』は続けて10月からのオンエア。どちらも録り逃がせないぞ。

CES2022で発表されていたサムスン製の湾曲モニター“OdysseyArk”が8月にリリース?の噂。55インチ/16:9/4K HDR/1000R。mini LEDディスプレイでドルビーアトモス対応のサウンドシステムを内蔵という話も伝わってくるのだが・・・さて。湾曲率は申し分なしだ。 シネスコサイズではないものの55インチという大きさにビビる。同じ湾曲率でも画面サイズが大きくなって横幅が延びれば“曲がっている!”感はアップする。メーカーからの正式な情報を待ちたい。

NHK総合テレビで『ウルトラマン』の第1話 「ウルトラ作戦第一号」第30話 「まぼろしの雪山」を連続放送。「まぼろしの雪山」は『帰マン』の「怪獣使いと少年」と双璧をなす“子供にも伝わる社会派”作品。不思議な余韻を残す名作だ。18日(土)深夜午前1時54分よりハイビジョンリマスター版でオンエア。

ステレオサウンドオンライン編集部の哲氏と「是か非か?!『オビ=ワン・ケノービ』」ぶっちゃけトーク。あれもこれもと話し込んでいたら、あっという間に1時間半。話したはいいがこれは文字起こしが大変だぞ、と思いきや編集部にはもう既に音声をリアルタイムで自動でテキスト化してくれるPixel 6が導入されている。実際に見せて貰ったがテキスト化のスピードも含め、かなりの精度で驚いた。