００７シリーズの次回作、“ＢＯＮＤ２１”のタイトルが正式に決定したようです。ＥＯＮプロ（マイケル・Ｇ・ウィルソン＆バーバラ・ブロッコリ）＆ＭＧＭからのオフィシャルな発表なのでおそらく最終決定と考えて間違いないと思います。監督は「oo7／ゴールデンアイ」のマーティン・キャンベル（げげっ！）ボンドアクターは依然未定ながらも２００６年の公開を予定しているとのことです。

そして、この次回作のタイトルというのがなんと！






ご存知、「カジノロワイヤル」です。

実はその昔、ＳＰＥ（ソニー・ピクチャーズエンタテインメント）がこの作品のリメイクを画策していたことがあります。しかし“番外編”とはいえ他社でボンドフィルムが製作されることを避けたかった“本家”のＥＯＮは、その後“政治絡み”で権利を“奪還”。これでＳＰＥの思惑を阻止することができたと思いきや、昨年、ＥＯＮのパートナーであるＭＧＭを買収したのが他でもないこのＳＰＥ。そして次回作に選ばれたのがいきなり「カジノロワイヤル」というわけです。なんとまぁ（驚）。もしかしたらＳＰＥにとってはスタジオの意地、“遺恨戦”だったのかもしれません。マーティン・キャンベルもこれまでの作品を思い返してみると、かなりＳＰＥ色の濃い監督ですしね。

さてこれからどうなるやら。