「日曜洋画劇場」のエンディングテーマ、モートン・グールド版の♪「ソー・イン・ラブ」が収録されたCDを先日やっとのことで入手したエピソードをアップしましたが、今もなお探しつづけている曲があります。それは「水曜ロードショー」のオープニングテーマ曲、ニニ・ロッソの♪「水曜日の夜」です。「日曜洋画劇場」しかり、「水曜ロードショー」しかり。貪るように映画を見ていた頃の記憶と共に刻み込まれたテーマ音楽ですから、どうしてもいまだにこだわってしまうのだと思います。
![]() | ニニ・ロッソ (2005/06/22) ビクターエンタテインメント このアルバムの詳細を見る |
![]() | ニニ・ロッソ (2005/12/16) ビクターエンタテインメント このアルバムの詳細を見る |
この♪「水曜日の夜」、実は簡単に手に入ります。実際、以前にこの曲を収録したベスト盤を購入したこともあります。ところが、確かに♪「水曜日の夜」なのですが、オンエアに使われていたものとはバージョンが違うのです。なんとこれが新録版。アレンジも違えば、演奏も違う。しかし、それでは意味がありません。こりゃ買い直しだということで、今度はあえて古いベスト盤を購入してみたものの、ところがこれがまた新録版。いったい旧録版が収録されたCDは存在しているのかいないのか?それとも中古レコードを探すしかないのか?その後、この情報をずっと探り続けていたのですが…ここにきてようやく事の真相が判明しつつあります。
![]() | ニニ・ロッソ・ワンス・モア ニニ・ロッソ (1999/12/16) ビクターエンタテインメント このアルバムの詳細を見る |
この♪「水曜日の夜」が新録されたのは1986年のことで、以降、今現在まで流通しているCDに収録されているのは、すべてこの新録版らしいのです。ならばその2年前、1984年にリリースされたベストアルバム「スーパー・ベスト」(VDP-53)に収録されているバージョンが、もしかしたら唯一その旧録版なのではないか…。この貴重な情報を提供してくださったのは、その名も「今日も気分はニニ・ロッソ」のblog管理人、J.Yasuda氏です。確かにその可能性は有り得ます。というか、おそらくそれで間違いないでしょう。ありがとうございます!
しかし、当然ながらこのCDも既に廃盤。さっそくネット上でも調べてみたものの、今のところ中古市場にも出回ってはいないようです。そこで是非ご協力をお願いしたいのですが、お手持ちのCDコレクションのなかに、このニニ・ロッソの「スーパー・ベスト」(VDP-53)があるよ、という方はいらっしゃいませんか?もしかして知らぬ間にCD棚の隅っこでホコリを被っていたりはしませんか? というわけで情報をお待ちしております!
遂に手に入れることが出来ましたこのCD!
![]() | イマージュ10 emotional&relaxing(Blu-spec CD(TM)) (2010/01/27) オムニバス このアルバムの詳細を見る |
なんと!あのモートン・グールド版の♪「ソー・イン・ラブ」が収録されています。モートン・グールドの♪「ソー・イン・ラブ」と言えばご存知、「日曜洋画劇場」のエンディングテーマ。日曜の夜、聴けば一気にユーウツな気分にさせられた、あのナンバーです。
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これは以前手に入れた、レコード盤から起こされた正規盤CD。今回発売された「イマージュ10」のバージョンもさっそくAmazonで試聴してみましたが、サンプル版を聴く限りではこのCDと同じくオリジナル版が収録されているようです。(※Amazonのページを開いても何故か収録曲のリストから漏れていますが、試聴ページを開くと11曲目に入っています)前々から♪「ソー・イン・ラブ」、手に入れたかった!という方はこの機会に是非!
![]() | イマージュ10 emotional&relaxing(Blu-spec CD) (2010/01/27) オムニバス このアルバムの詳細を見る |
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そしてこちらも以前にご紹介済みですが、同じくTVの洋画劇場、「月曜ロードショー」のエンディング・テーマとして使われていたレイ・アンソニー・オーケストラの♪「The Party's Over」が収録されているアルバムです。“Ray Anthony” “The Party's Over”を検索ワードとしてこのブログにいらっしゃる方も結構多いので、映画ファン、音楽ファンには今も人気のあるナンバーのようです。アルバムとしても夜のリスニングタイムにはぴったり、カクテル・ミュージックを集めた好盤になっています。
★過去の記事:月曜ロードショーのオープニング&エンディング

Dancing and Dreaming Ray Anthony & His Orchestra
「月曜ロードショー」エンディング・テーマ ♪「Party's Over」収録 → 米アマゾンでチェックする
![]() | Dancing and Dreaming (1992/09/28) Ray Anthony Orchestra → 国内のアマゾンからこのアルバムの詳細を見る |
今日、シゴトの途中に立ち寄った書店で見つけたのがこれ。紙フィルム映写機とな。

大人の科学マガジン Vol.15 (ふろく:紙フィルム映写機)
幅19ミリの紙製フィルムに光を反射させて投影する映写機。くるくると巻取られた約6メートルのフィルムが1分足らずの短編映像を壁に映し出す。編集部で用意した紙フィルムは9種類。懐かしのアニメや映画などさまざまな作品を楽しむことができる。さらに、紙フィルムだからこそのオリジナル作品もできる。パラパラまんがの要領でオリジナルアニメをフィルムに直接描き込んでもよいし、パソコンを使えば自分で撮影したムービーファイルから紙フィルムを作ることだってできる。(学習研究社「大人の科学マガジン」HPより)

家に帰ってから速攻でオーダーしてしまいました(笑)。ブルーレイだハイビジョンだっていうのももちろんいいのですが、このなんとも懐かしいアナログ、というかキッチュな感じ。その昔「小学○年生」のふろくについていた“えせ幻燈機”あたりを彷彿とさせますねぇ。この「大人の科学マガジン」にはこれまでにもかなりココロ惹かれる付録もあったのですが、まぁどうせ作ってもすぐに飽きるだろうということで手を出さずにいましたが、さすがに今号ばかりは負けました。

大人の科学マガジン Vol.6(ふろく:レコード盤録再蓄音機)
そして以前、思わず誘惑に負けてしまいそうになったのがコレなのでした。