Posted in 11 2008
「慰めの報酬」公開記念 年末年始のハイデフ版007シリーズ
来年1月24日に劇場公開される、ご存知「007/慰めの報酬」。それに先駆けてリリースされる、国内版007ブルーレイディスクの第1弾。そして、ハイビジョン放送も負けちゃいません。あれやこれやの大盤振る舞い!というわけで、年末年始にオンエアされるハイデフ版007シリーズの作品をまとめてみました。
「007/慰めの報酬」公開記念 年末年始のハイデフ版007シリーズ オンエアリスト
ムービープラスHD | 12月02日「007/ワールド・イズ・ノット・イナフ」 5.1ch surround (ヴィスタサイズ) |
12月04日「007/オクトパシー」 STEREO(シネスコサイズ) | |
12月08日「007/ロシアより愛をこめて」 MONO | |
WOWOW | 12月31日「007/カジノ・ロワイヤル」 5.1ch surround |
01月17日「007/カジノ・ロワイヤル 日本語吹替版」 5.1ch surround | |
スターチャンネルHV | 01月17日「007は二度死ぬ」 MONO |
01月17日「女王陛下の007」 5.1ch surround | |
01月17日「007/ダイヤモンドは永遠に」 MONO | |
01月17日「007/私を愛したスパイ」 5.1ch surround | |
01月17日「007/ムーンレイカー」 5.1ch surround |
注目すべきは、スターチャンネルHV。ウチではヘビロ度が低いものの、「007/ダイヤモンドは永遠に」がハイビジョン版では初登場します。そして、これまで地上波デジタル放送で本編カット&日本語吹替版でしかオンエアされていなかった、ニューマスター版の「007/私を愛したスパイ」と「007/ムーンレイカー」もいよいよ登場。(※こういう場合、5.1ch surround作品はニューマスター版、STEREO及びMONOトラックの作品は旧マスター版と考えていていいと思います) 件のスターチャンネル、ウチは11月に引き続き12月も未契約のままでやり過ごそうと思っていますが、年明け早々の1月、もうこのボンドシリーズだけで文句なしにカムバック!決定です。
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「007/慰めの報酬」ジャパン・プレミア
昨夜(25日)に開催された「007/慰めの報酬」ジャパン・プレミア、その第一報です。本来なら“レッドカーペット・イベント”にはチケットがなければ参加できないはずだったのですが、プラプラとアリーナ近辺を歩いているとイベント関係者の「チケットがなくても入場できまーす」との声が。ならば!というわけで、開映前に急遽このレッドカーペット・イベントにも突入することになりました。
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松坂大輔他、タレント関係の来場者はここでは割愛するとして(笑)。画像中央は監督のマーク・フォースター。そして、ボンド・ガールのオルガ・キュリレンコ。映画本編やスチールで見るよりも、ずっとずっとキュートなボンド・ガールです。
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そして、お待ちかねのダニエル・クレイグの登場。なんてたって生ボンド。すぐ目の前にジェームズ・ボンド!まさかこんな間近で見ることが出来るとは思ってもみなかったので、さすがに胸が高鳴りました。めちゃめちゃフレンドリーなボンドで、これなら世界中でファンがどんどん増えるというのも納得。(右端の画像、クレイグの奥に写っているのはガール・フレンドのサツキさん)レッド・カーペット・イベントというのは、本当にスタッフ&キャストと映画ファンのためのものなんだなぁ~と実感しました。
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レッド・カーペットをじっくりと時間をかけて歩いた後は、会場のステージに勢揃い。ただし、直前に見た生クレイグの印象があまりにも強烈で、この時、ステージでどんな話題が展開していたのか、ほとんど記憶がありません(笑)。そして、中央・右端の画像はその後、試写会場である「スクリーン7」で行われた舞台挨拶の模様。バーバラ・ブロッコリの姿も見えますね。マイケルおぢさんは・・・今回は一緒に来日していないのか、それとも恵比寿あたりへ大好物のラーメンでも食べに行っているのか(笑)。
(おまけ)

とりあえず“蝶ネクタイ”での出動でございました(笑)。
<関連記事>
「007/慰めの報酬」 試写速報
「007/慰めの報酬」ジャパン・プレミア 迫る!
「007ケータイ 慰めの報酬」モデル
「007/慰めの報酬」の劇場公開に合わせ、ソニー・エリクソン製のカスタマイズ・ケータイ「フルチェンケータイ re」のコラボ・モデルのひとつとして「007ケータイ 慰めの報酬」モデルがリリースされます。発売時期は今のところ未定になっていますが、映画の劇場公開に合わせてということであれば、おそらく1月あたりになるのでしょう。販売数は限定3000台。ちなみに「007/慰めの報酬」の劇中でボンドが実際に使用している携帯電話は、同じくソニー・エリクソン製のC902ですが、国内での発売予定はないようです。

表にはガンバレルとガンロゴ、裏には“Quantum of solace”のタイトル・ロゴ。“最新作とのコラボ”にしては、流用されているガンバレルのデザインが古めのバージョンになっているのが少々気になるところですが、外装のデザインだけではなく、待ち受け画面をはじめ、携帯内のコンテンツも007風にアレンジされている模様です。着メロもきっと♪「ジェームズ・ボンドのテーマ」が標準装備になっているのでしょうね。携帯歴は約20年、これまでひたすらにdocomo一筋で通してきましたが、もうすっかりKDDI by auに乗り換えてしまおうという気分になってしまっています(笑)。
「007/慰めの報酬」ジャパン・プレミア 迫る!
来週、25日に迫った「007/慰めの報酬」ジャパン・プレミアの招待状が届きました。
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金色の封筒に入って、いつもの試写会よりもちょっとばかしスペシャルな感じ。会場はTOHO六本木シネマズ六本木ヒルズの“スクリーン7”です。今回は配給元であるソニー・ピクチャーズ エンタテインメントからのインヴィテーションなので、座席指定券も同封されており、あらかじめ座る座席も決められています。(「インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国」の時のように何度も並ぶ必要がないのは有り難い) また、この招待状だと上映前に催される“カクテル・レセプション”なるものにも参加することが出来るようです。
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今回のジャパン・プレミア、来場者へは「007の世界をご一緒にお楽しみいただくために、フォーマルまたは華やかな服装でお越し下さい。スーツやワンピース等でけっこうですが、ブラックタイやカクテルドレスでの来場を歓迎いたします。」とのオーダーがあります。ドレスコードのある映画の試写会っていうのも初めての経験なんですが、しかしこういう場合はいったいどういう格好をしていけば良いのやら、これがなかなかに悩みどころです。無難にスーツだとなんだか愛想がないし、かと言ってタキシードというのも少々気恥ずかしい。しかし他でもない007の新作のお披露目なわけだし、この“スクリーン7”には、ダニエル・クレイグをはじめ、主要なスタッフやキャストが舞台挨拶に登場する。彼らに敬意を表する意味でも、ここはやっぱり蝶ネクタイぐらいは締めていった方がいいのかもなぁ。

NEW!ASTON MARTIN DBS (1:43 scale)
(「007/Quantum of Solace」 model)
007 ブルーレイディスク クオリティチェック
先週、そして今週と、エアチェックしたハイビジョン映画の上映はちょっと小休止。
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12月にリリースされる007シリーズのブルーレイディスク、その第1弾となる6作品の国内盤プルーフ・ディスクが届きましたので、只今絶賛チェック中です。各作品のインプレッションはまた追って、ということになりますが、やはりいずれの作品も、ハイデフ化された絵のクオリティには驚くべきものがあります。ディスクのマスターは、国内ではなく北米での制作。試しに先に入手していた「サンダーボール作戦」の北米盤とこの国内盤を見較べてみても、これと言ったクオリティの差は感じられません。

初回生産限定 007 ブルーレイディスク 【6枚パック】
今回はHDオーディオに対応したAVアンプの試聴機もウチのシアターに持ち込み、DTS-HD Master Audioの音声トラックも併せてチェックしていますが、通常のDTSサラウンド再生でもDVD版のDTSトラックとは違い、ブルーレイディスクではフルレートでの収録・再生になりますので、HDオーディオに未対応のAVアンプでもしっかりとその高音質化の恩恵を受けることは出来ると思います。時折DVD版のアルティメット・エディションも取り出しながら、同時にチェックをしているんですが・・・嬉しいかな悲しいかな、こればっかりは如何ともしがたいのですが、もはやクオリティには雲泥の差が(笑)。
「007/慰めの報酬」 試写速報
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「007/カジノ・ロワイヤル」とは打って変わってオープニング早々からいきなりアクション・シーンの乱れ撃ち、もう アッ!という間の106分です。クレイグ=ボンドの格好良さにも予想以上に磨きがかかり、これにはホント、痺れました。これじゃぁちょっと“前作のエンディングから1時間後”というのが信じられないくらい(笑)。これまで以上にカッティングがシャープでテンポも早く、画面の情報量が格段に多くなっているので何度も繰り返して観たくなる作品に仕上がっています。もちろん、イアン・フレミングの原作ネタあり、007マニアにしか楽しめないお馴染みの楽屋オチもあり。そして意外や意外、デヴィッド・アーノルドの音楽が抜群に良くてビックリ!(「慰めの報酬」のサントラ盤には未収録だった♪「ジェームズ・ボンドのテーマ」も、劇中では「カジノ・ロワイヤル」版がしっかりフィーチャーされています)
![]() | 「007/カジノ・ロワイヤル」 オリジナル・サウンドトラック盤 (2006/11/22) デヴィッド・アーノルド このアルバムの詳細を見る |
どれもこれもがマーク・フォースター監督の手腕、というよりも、これは前作と同様に、やはりマイケル・G・ウィルソンとバーバラ・ブロッコリによるボンド映画、という印象が非常に強い。007シリーズの伝統を守り、破り、従来からのボンド・ファンにも目配せをしながらも、時には鮮やかに裏切ることも臆さない。果敢に試行錯誤を繰り返しながら、より高いレベルのボンド映画を生み出そうとする、製作者としてのその真摯な姿勢が画面から滲み出ているのがこの「007/慰めの報酬」です。これでようやく「007/カジノ・ロワイヤル」が完結。そして、ジェームズ・ボンドが“真の007”となるまでの物語もこれにて完結。いよいよこれからが本当の“新シリーズ”の幕開け、ということになるのでしょう。
期待して 絶・対・間・違・い・な・し!
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「007/慰めの報酬」好スタート!
さて 先月末からイギリス・フランス・スウェーデンで劇場公開が始まった「007/慰めの報酬」。嬉しいことに、既に各国で大ヒットを記録しているようです。6日からはドイツ・ロシアで、そして7日からはイタリアなどを含め、計57カ国で上映されることになります。アメリカでの公開は14日から、そして日本での公開は2009年1月24日を予定。ひとまず今月末には東京・六本木でジャパン・プレミアが開催されますが、それにしても諸外国に較べると、ずいぶん遅いロードショー公開です。
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前作「007/カジノ・ロワイヤル」のエンディングから1時間後・・・という設定で始まる、シリーズでもこれが初めてとなる“続編”のスタイル。クレイグ=ボンドが初登場した“新シリーズ”の幕開け、果たして2年前のあの衝撃を超えているのか否か!?そして 亡きヴェスパーの仇を討つことは出来るのかボンド!? というわけで、突然ですが ひとあし先に明日、この「007/慰めの報酬」を観てきます(!)。
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