別冊ステレオサウンド「ALTEC」


アルテックの教科書と言えば、別冊ステレオサウンドの「ALTEC」。ようやく手に入れることが出来ました。


1977年に出版されたオリジナル版の追補・改訂版として、2006年に刊行。が、しかし既に絶版。出版元であるステレオサウンド社にも、資料用として一冊だけが保存されているのみになっています。どうやっても手に入らないのなら最後の手段、編集部にお願いして原本の全ページをコピーさせて貰おうかとも考えていたのですが、先日オークションで競り落とすことが出来、日々ひたすらに読み進めているというところなのです。


故山中敬三さんによる「アルテック論」を皮切りに、読み物や資料、数々の視聴テストなど、すべてがすべて“アルテック”。そして、アルテックへの想いと愛情がぎっしりと詰め込まれた構成になっています。もちろん映画ファン代表としては、堀切サンが登場。また巻頭のコラムでは、篠田寛一さんが40年近く愛用されているA7は、ウチと同じくA7-500-8であることを初めて知りました。篠田さんによれば、1960年代後半の頃にA7は今で言うと500万円に近い値段(!)、ちょっと頑張れば買えるという金額ではなかったとのこと。このA7も、今や当時のモデルは程度の差こそあれ中古品を手に入れるしか方法がないわけですが、しかし500万円なんてとんでもない。今ではとても入手し易い、驚くべきリーズナブルな価格になっています。いやぁ こればっかりは遅れて生まれてきて本当に良かった(笑)。


これはアルテック関連の歴史を克明に記した年表です。例えば同じA7でも、使われている各スピーカーユニットやネットワーク、エンクロージュアなどの情報から、いつの時代のどのモデルなのかが詳細にわかります。この年譜によるとウチのA7-500-8は1975年に発表されたモデルで、篠田さんのモデルはそのひとつ前、1973年のものなのだな、ということも確認できるわけです。

ALTEC(アルテック) [Top-Sounding Vintage Loudspeakers and Amplifiers] (別冊ステレオサウンド)ALTEC (アルテック)
[Top-Sounding Vintage Loudspeakers and Amplifiers] (別冊ステレオサウンド)

(2006/02/27)

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スピーカーの使いこなしの手がかりや、組み合わせる管球アンプ選びのヒントもそこかしこに散りばめられていますし、これは長きに渡って充分に読み応えあり、の一冊。A7やA5のあの大きさでは導入は絶対に無理だから、とアルテック・サウンドを諦めてしまっている映画ファンの方でも、他にぴったりのモデルを見つけるための手引き書としてもきっと役立つはずです。



これはちょっとオマケ。「サタデー・ナイト・フィーバー」に登場しているアルテックのA7です。トラボルタ扮するトニーが通い詰めているディスコのフロアにでんっと置かれています。この映画の公開は1977年。やっぱりこの頃のディスコサウンドも、しっかりとアルテック・トーンになっているわけだ。
テーマホームシアター ジャンル映画
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