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【湾曲映画庵日乗】

Posted in 04 2013
Category: 007  

初公開!GW限定『007/慰めの報酬 新録吹替版』



リリースの迫る「007 TV放送吹替初収録特別版DVDシリーズ 第四期」ボックス。



「007/慰めの報酬 TV放送吹替キャスト 新録版」です。DVDのために“TV放送吹替版”を制作し、「007/カジノ・ロワイヤル」から「007/スカイフォール」へと続く藤真秀版ジェームズ・ボンドシリーズが完成しました。



オールスターが勢揃いした“007吹替ドリームチーム”。吹替台本にも数百か所に渡って手を入れてあります。



ゴールデンウィーク限定(4月27日~4月29日)でただいまその一部を公開中です。※ 公開終了しました



ジェームズ・ボンド:藤真秀  M:沢田敏子 ミスター・ホワイト:大塚芳忠

<ダビングメモ1>藤真秀のジェームズ・ボンド役は余裕すら感じさせる安定感のある演技。劇中のキャラクターに独自の解釈を加え、アドリブもふんだんに取り入れながら、ノリに乗って演じきったグリーン役の江原正士。独裁者らしい、いやらしさたっぷりのメドラーノ将軍役、内海賢二。その熱演に応えるために、音声トラックは5.1chだが通常のTV放送版よりも少々セリフが立つように仕上げている。

<ダビングメモ2>これまでのDVD版よりもセクシーな雰囲気が漂うカミーユ役を演じるのは、前作『007/カジノ・ロワイヤル』の“オーシャンクラブの受付嬢”からの大抜擢となった武田華。いつものマネーペニー役よりもとぼけた可愛らしさがチャーミングな加藤優子のフィールズ。ボンドガールズの好演も光る。

<ダビングメモ3>予想外の役作りでスタッフを喜ばせてくれたのはエルヴィス役の青山穣。キモくてどこかユーモラスなキャラに仕上がった。そして、本作の最高殊勲選手賞はなんといっても“タクシー運転手”役の龍田直樹。西村知道のマティスとの絶妙な掛け合い。あまりのおかしさに収録ブース内の声優陣が大爆笑。本番一発OK、これぞ名人芸と言うしかない。

007/慰めの報酬(TV放送吹替キャスト・新録版) [DVD]007/慰めの報酬(TV放送吹替キャスト・新録版) [DVD]
(2013/05/08)
ダニエル・クレイグ

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Category: 007  

“幻”の「ボンドカー・コレクション」。

昨年の9月にコレクションに加わった「The James Bond Car Collection」のアストン・マーティンDB5



以前アップしていたブログの記事では“いろいろと思うところがあって入手した”という表現にしていましたが、実はこの『ゴールドフィンガー』モデルのDB5を手に入れておきたい気分になったのは、『007/スカイフォール』の編集作業中のver.を9月の半ばに観る機会があり、DB5の最後の姿を目にしていたからなのでした。なぜそれほどまでにDB5にこだわるのかを明かしてしまうわけにもいかず…。(その後、ほどなくしてダンバリーミント製のDB5にまで手を出してしまうことになります)



そして先日、007関係のプロジェクトでご一緒している方からこんな貴重なセットを頂きました。「The James Bond Car Collection」の日本国内版となる「ボンドカー・コレクション」の創刊号です。しかも資料として保管されていたものなので、なんと未開封のまま。この国内版のセットは2009年に広島県でモニター販売が始まったものの、第5号で発売が中止。悲しいかな全国販売が叶わなかったという“幻”のコレクションです。


創刊号は『007/ゴールドフィンガー』のアストン・マーティンDB5。今となっては超破格値の790円。



1/43のダイキャストカーは海外版と同じものです。


日本語版のマガジン。内容的には、まぁそこそこといった印象でしょうか。



仕舞いっぱなしというのも勿体ないので、箱から取り出してみました。


ダイキャストカーは手持ちのものがありますし、外装を外してしまうのは忍びないのでそのままで記念撮影。

1/43 007 ボンドカー Aston Martin DB5 (峠道バージョン) ゴールドフィンガー1/43 007 ボンドカー Aston Martin DB5
(峠道バージョン) ゴールドフィンガー


James Bond Car Collection, The

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そしてなんとこちらは第3号のロータス・エスプリ。


ロータス・エスプリと言えば『007/私を愛したスパイ』。やはり未開封のままでコンディションも文句なしです。



言わずもがな、DB5に並んで人気の高いボンドカー。ムーア=ボンド世代には忘れられない一台です。


日本語版のマガジン。こちらもまぁそこそこ。



箱からは取り出してみたものの、さすがにまだ外装は外せません。



クリアケースを取るとこういうことになるらしい。海底の砂紋、岩のジオラマもいい雰囲気。


やっぱり外装から取り出して眺めてみるしかないかも。

1/43 007 ボンドカー Lotus Esprit (潜水仕様) 私を愛したスパイ1/43 007 ボンドカー Lotus Esprit
(潜水仕様) 私を愛したスパイ


James Bond Car Collection, The

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背景の写真を自作した『スカイフォール』ver.。エスプリも水槽に沈めてディスプレイしたいのだけれど(汗)。
Category: 007  

『007/スカフォール』 カメオ出演篇

『007/スカフォール』のカメオ出演篇。お馴染みのマイケルおぢさんはこのシーンに登場しています。



扉の奥、タナーの向って右側に葬儀車の運転手役で出演しているのがプロデューサーのマイケル・G・ウィルソンです。殉職した諜報部員たちの葬儀シーンが撮影されたものの、編集段階でカット。マイケルおぢさんの姿も近作でのカメオ出演シーンに比べると、ずいぶん目立たないものになってしまいました。“棺桶”と“葬儀社”。ボンド映画伝統の楽屋落ちがこのシーンでは共に登場しています。



クレイグの向って右側、数人置いたところに出演しているのがマイケルおぢさんの息子であり、本作のアソシエイト・プロデューサーを務めるグレッグ・ウィルソン。ひとりだけコッチを向いているのがグレッグです。彼はこの先、父親のマイケルから“家業”である007シリーズを引き継ぎ、バーバラ・ブロッコリと共にボンド映画を製作していくであろう人物です。もしかしたら『BOND30』の頃にはバーバラも現役を引退し、グレッグがEONプロダクションのメインプロデューサーとして007シリーズの最高責任者になっているかもしれません。



これはオマケです。ブルーレイ盤にも収録されている劇場用日本語吹替版。Qがシルヴァのパソコンを諜報部内のLANに繋げるとウイルスソフトが起動、パソコン画面にドクロが出現します。このドクロがケタケタと笑う時に“ヒッカカッタナ ヒッカカッタナ”とウイルスソフトの音声が流れるんですが、これはボクの声です。



うっかりQべえ、ヒッカカッタナ。っていうかうっかりすぎ。

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2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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Category: 007  

『007/スカイフォール』 極私的お気に入りのシーン ~ボンド篇 PART1~

でぇでんっ!



ボケ足のなかにサッと現れるシルエット。それがボンドだとすぐにわかるスコアのチカラ。お見事!


「いぇすまぁむ!」と応えてバイクをすっ飛ばし、弾切れになればPPKを乱暴に捨ててしまうボンド。どこか少年っぽさを感じさせるキャラクターはクレイグ=ボンドならではの持ち味。いっぽうでカフリンクスを直す仕草では“オレだってこういう洒落っ気のあるボンドは出来るぜ”とクレイグが主張しているかのよう。



アパートはもう売り払ったわよ、そんなの当たり前でしょと告げるMに対し、ボンドのこういった人間味を感じさせるリアクションが丁寧に差し込まれている。従来のボンドたちのように余裕綽々で眉をひそめてみたり、ニヤッと笑顔で返すのではなく、素直にポカン顔を見せるのがいい。観るたびに笑ってしまう、なにげに好きなカット。


雨に濡れた車窓の外を見つめるというオーソドックスな演出ながらも、ボンドの鬱々とした心情が伝わってくる。タナーたちが去った後にへなへなとその場にへたり込む姿、射撃の腕も落ち、自分をコントロールすることも出来ない。己に対するいら立ちを隠せないシーンも、これまでのシリーズでは決して見ることが出来なかったシークエンス。テストを記録するビデオカメラに向かって挑発的に顔を向ける瞬間も見逃せない。



Mから諜報部員復帰のためのテストにパスをしたと告げられる。しかし、それは実力ではなくMの“親心”だとボンドはよく判っている。(おそらくそうなることも予期していただろう)プライドが傷つけられるが、今はそれを受け入れるしかない。短いカットだが、そんなボンドの心情が巧く表現されている。演出もさることながら編集も細やかだ。



MI6内での“世代の交代”を象徴する新しいQの出現。しかし世代こそ違うが、実はQは相変わらずQなのだ。爺ちゃんでも兄ちゃんでも同じ。少々の戸惑いと苦々しさはあるものの、彼を笑って受け入れることでボンドの“現場感覚”も再び戻ってくることになる。Qの背中にボンドが呟く「世代交代か」。オリジナルの台詞では「Brave new world」。スクリプトにはオルダス・ハクスリーの小説「すばらしい新世界」をもじっていると注釈がつけられている。


Q課謹製のカスタマイズ銃にニヤリ。おぉこうでなくっちゃなと言ったところか。再び死闘を繰り広げるパトリスとの肉弾戦もかつてのようにエネルギッシュでシャープなアクション。髭を剃るイヴにちょっかいを出す余裕もある。船に乗ってマカオのカジノに向うシーンでは♪「スカイフォール」のメロディがスコアに盛り込まれ、007シリーズ伝統ともいえるシークエンスに仕上がっているのが嬉しい。花火も上がり、いかにもボンドの任務復帰にふさわしい演出だ。



ここはもうお約束のシーン。ビシッと決まり過ぎて眩暈がしそうなくらい。



どーだ!これがQの最新の秘密兵器、無線機だ!ショボくてアナログでオマエもびっくりだろ!(っていうかそんなものはシルヴァの手下も先に取り上げとけよというツッコミはナシで)                      

(つづく)

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(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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Category: 007  

『007/スカイフォール』 007ファンだけに許された怒涛の鳥肌タイム



MI6の存在を揺るがした事件も一件落着。シルヴァは抹殺、そして…Mも殉職。



おぉ… Mから贈られたボンドへのメッセージ。イヴも現場には復帰せず、部内での勤務となるらしい。

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【Skyfall限定版】ユニオンジャックのブルドック



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このロイヤル・ドルトン製のブルドッグの置き物は、Mの就任10年を記念してタナーがMI6内の有志からカンパを募り、部員の忠誠心の証としてMにプレゼントしたもの…と勝手に解釈している。



さてここからは、007ファンだけに許された怒涛の鳥肌タイムのはじまりはじまり。屋上から戻っておもむろにコートを脱ぐイヴ。ノースリーブのワンピース?007ファンならここでありゃりゃ??となる。



まだ自己紹介をしあってなかったね、というボンドのひと言で瞬間的に“予感”が“確信”に変わる。



“マネーペニー・コーナー”じゃん!(T_T) 名乗る前に、早くも映画館の椅子から転げ落ちる007ファン、多数。



イヴ・マネーペニー……おかえり(T_T)。鳥肌が立ちまくるか、思わず泣くかのどっちか。待ってましたのタイミングで♪「ジェームズ・ボンドのテーマ」のイントロも静かにスタート。ここでまた鳥肌。



マネーペニー登場の興奮がまだ冷めないというのに、見覚えのある革張りの扉。向こうにMがいる!



と、出てきたのは妙に爽やかな表情ですっかり眉間の皺もなくなってしまったタナー。



前からずっとこのデスクにいたかのようなマネーペニーの姿。PCはもちろんVAIO(笑)。どうせなら新しい秘密兵器を開発したっぽいQもここに登場して、みんな顔を揃えればいいのに、なんてことも思いますが、それだとちょっとホームドラマのようになってしまいますね。



あぁやっぱり新しいMはアンタかい、というボンドの表情でこっちもMが誰かを知る。



どっからどう見てもMの執務室にまた鳥肌。そこにはギャレス・マロリー。互いに信頼できる関係になっている。



爆破されたMI6の絵が掛けられているではないか(T_T)。



おぉ!さっそく次の任務。またちょいと鳥肌。それより早く「M」って名乗れ!



見事なまでにトラディショナルなMの部屋にまたまた鳥肌。そして、ボンドの口から遂に「M」と出て鳥肌(T_T)。



With Pleasure…ボンド復活…(T_T)。



うきゃぁ!デヴィッド“俺の出番だ”アーノルドの♪「ジェームズ・ボンドのテーマ」とガンバレルに鳥肌MAX(T_T)。



そして50周年記念のロゴへ。MI6でのこのシークエンスは、50年間ありがとう、お礼の代わりに最後にちょっとばかしプレゼントをくっつけておきましたよ、というメッセージ以外の何ものでもない(T_T)。“『スカイフォール』の前に『ゴールドフィンガー』は見とかなきゃいけないんだってさ きゃーきゃー”といった見方も10000歩譲ってアリだとしても(いやホントはないけどね)、この最後のプレゼントは007ファンだけのものだ。

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(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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M、Q、マネーペニー、タナー、そしてボンド。MI6存亡の危機を共に乗り越えた“新生チーム”の誕生。ボンド映画史に残る歴史的瞬間に立ち会えた喜びを、いつまでも記憶にとどめておこう。
Category: 007  

「007/スカイフォール」2枚組ブルーレイ&DVD盤

いよいよ『007/スカイフォール』ブルーレイ盤のリリースがスタートしました。



2枚組ブルーレイ&DVD〔初回生産限定〕。今日、お手元に届くという方も多いのではないかと思います。



Oリングのアウターケースを外すと、見慣れたアートワークのジャケット。



本編&特典映像が収録されたブルーレイ盤と本編だけを収録したDVD盤のセット。



これはアウタージャケットの画像。ディスクケースの裏ジャケも同じデザインになっています。



いま書店でも発売中の月刊「HiVi」4月号に掲載されている【BD FOCUS】。ディスク再生の際のポイントからシーン解説などなど、6ページに渡る特集です。『007/スカイフォール』は音響編集賞でオスカーを獲っただけあって、聴きどころがぎっしりと詰まった作品。特に、審問会場でMがテニソンの詩を詠みあげるシークエンスは要チェックです。



なぜこれほどまでにMの言葉が胸に迫ってくるのか。その秘密は微妙に変化するサウンドデザインにありました。

HiVi (ハイヴィ) 2013年 04月号 [雑誌]HiVi (ハイヴィ) 2013年 04月号 [雑誌]
(2013/03/16)


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【BD FOCUS】をサブテキストにしながら、是非ブルーレイ盤でじっくりと検証してみて下さい。



2つの『007/スカイフォール』。個人的なお薦めとなるとやはりスチールブック仕様盤なんですが、既にAmazonのマーケットプレイスでは倍近い価格からの扱いとなっています。また、2枚組ブルーレイ&DVD盤も一時的に在庫切れとなり、入荷時期は未定の状態です。すぐに在庫は確保されるとは思いますが、いきなりの好ダッシュ!スタートです。

007/スカイフォール 2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]007/スカイフォール
2枚組ブルーレイ&DVD (初回生産限定) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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Category: 007  

「007/スカイフォール」スチールブック仕様盤

「007/スカイフォール」スチールブック仕様盤〔5,000セット数量限定生産〕はこんな感じになっています。



シュリンクを外すとカタカナでのタイトル表記はなく、US版IMAX劇場用ポスターのデザインをそのまま再現。



スチールケースを開けるとインナージャケットに並んでいるのはシルヴァ、セヴリン、Qべえ、そしてマネーペニー。



同梱されている国内版オリジナルのミニブックレット「THE CHRONICLES OF 007」。



「THE CHRONICLES OF 007」には作品解説、007シリーズ各作品にまつわるエピソードをピックアップした“スカイフォール・トリビア”、ホームシネマビギナー向けの「スカイフォール」BD再生術などが盛り込まれています。



惹句やストーリー、スタッフ&キャスト、ディスクのスペックなどが記載されたアウタージャケットは取り外せます。



アストン・マーティンDB5。これがカッコいい。 明日3日のリリースということは、早ければ今日の午後には店頭に並ぶ可能性が大。ネットショップで予約が出来なかった方は、なんとしても!お店でゲットしてください。



DB5の大きな見せ場。まさか、まさかの奇襲作戦。ここはサウンドも凄い!

007/スカイフォール ブルーレイ版スチールブック仕様 (5,000セット数量限定生産) [Blu-ray]007/スカイフォール ブルーレイ版
スチールブック仕様 (5,000セット数量限定生産) [Blu-ray]

(2013/04/03)
ダニエル・クレイグ、ハビエル・バルデム 他

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