Posted in 01 2018
『ベイビードライバー』&『アトミックブロンド』

『ブレードランナー2049』北米盤4K UHD。HDRマスターは精細感重視でカリカリと纏め上げるのではなく控え目で柔和な印象。ロジャー・ディーキンスが好みそうなフィルムトーンだ。白側をピーキーに伸ばすHDR化はすっかりハリウッドでは影を潜めている。この潮流に対してドルビービジョン勢はどう出るか。比較的ピーキーなHDRマスターを作成するソニーピクチャーズの『ベイビードライバー』、国内盤は未発売の『アトミックブロンド』はドルビービジョン収録。共に4K UHD盤は英国からの到着待ち。
大雪の東京で…ロケ。

大雪の東京。せっかくなのでスノーウォーカーを持ち出してロケ。一面の雪景色で滅多に狙えない広い絵、奥行きのある絵が撮れる。のだが、いつものようにローアングル、雪の上に腹ばいになるとマジで冷たい。アップショットを狙うと雪の結晶が大きくてスケールが合わない。陽が出れば絞りきれない。雪の撮影は難しいのだ。やっぱりセットの方が楽だね。
北米盤『ブレードランナー2049』4K UHD 到着

北米盤『ブレードランナー2049』4K UHD 到着。本作のブルーレイには2社盤がある。ワーナー盤とソニーピクチャーズ盤。マスターは同じ(はず)なのだが“明るさが違う”という情報もある。出処は不明だがあぁそうですかとそのまま鵜呑みには出来ないので実際に確認してみるしかないだろう。4KUHD盤でも違いがあるのだろうか。さて?

4K UHD、ブルーレイともに日本語字幕・日本語吹替えの収録は無し。どっちもディスクのレーベルがDVDの最初期のようだ(汗)。
『007/カジノ・ロワイヤル in コンサート』開催

【情報解禁!】今春『007/カジノ・ロワイヤル in コンサート』が国内で一度だけ開催されることが決定。昨秋、ロンドンでの上演が決まった時からキョードー東京のプロデューサーに「日本でもやりましょうよ~」と言い続けて(ビジネスとしてのリサーチやなんかもありつつ)ようやく国内でも開催されることになった。指揮はニコラス・バック。演奏は東京フィルハーモニー交響楽団。ラスト、あの絞り出すように鳴り響く「ジェームズ・ボンドのテーマ」が遂に生のフルオケで聴ける!
公式サイト:http://007crconcert-japan.com/
ハリウッド最新作品HDR事情

最新作『エイリアン:コヴェナント』『ドリーム』『猿の惑星:聖戦記』の4K UHD盤を一気に検証。どれも素晴らしい。これまでやや白を立てるピーキーな絵作りだったリドリー・スコット作品でさえ違和感なくHDR化されているのが象徴的。すこぶる“映画らしい”仕上がりだ。他社の作品も含め、もはやハリウッドでは映画のHDR化も安定期に入っている。いいね。
『ブレードランナー2049』 4K UHD盤

『ブレードランナー2049』の4K UHDはDTS-HD MAトラックが収録されている北米盤をオーダーした。国内盤はドルビーアトモス収録のみ。ウチのようなアトモス非対応のシステムだとトゥルーHD再生になってしまう。個人的にはDTS-HD MA >ドルビートゥルーHD派。字幕版は今月末から始まる配信版でチェックしよう。北米盤は1月16日のリリース。
This is 特撮!惑星ホスの戦い

惑星ホスの戦いを合成なしの一発撮り。

デジタル処理でスノースピーダーを支える支柱を消し、スノーウォーカーの操縦席の赤いライトを加えている。

This is 特撮!こういうの好き。 https://www.instagram.com/toshi.007/
惑星ホスのジオラマベース制作

年明け早々にバンダイ製AT-ATスノーウォーカーのプラモデルを手に入れたのでまずは惑星ホスのジオラマベースを制作。100円ショップ製のアルミホイルと紙粘土で出来ている。廃材も再利用して製作費は400万円くらいだ。スノースピーダーを支えている棒はデジタル処理で消してしまえばOK。降りしきる雪はもちろんデジタルエフェクト。
HAPPY NEW YEAR 2018

みなさまあけましておめでとうございます。本年も変わらずのご愛顧のほどよろしくお願い致します。いまは灼熱の砂漠におりますがこれから厳寒の雪の平原へと向かいます。みなさまも体調など崩されませんよう、しばしお正月をお楽しみくださいませ。本年もフォースと共にあらんことを。
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