Posted in 09 2018
『ウォール街』『ビッグ』 4K版

20世紀フォックスの4K作品を地道に調べている。『ウォール街』『ビッグ』は北米版と同様にSDR仕様だ。80年代の作品ってHDRは必要ないよね?4Kスキャン&レストア版のマスターがあるんなら配信でそのまま出していこうよ、という方針が決まっているのなら歓迎だ。これは旧作のHDRマスター化を否定しているわけではない。新たに4K HDRマスターを制作して4K UHDをリリースしてもこりゃ採算が取れないね、だったらパッケージ化は見送るしかないね、というケースがあるのだとしたら、せめて配信でもOKなので既存の4K SDRマスターは惜しみなく出して欲しい、というのが本意だ。『ロマンシング・ストーン』も出ないかな。
『シザーハンズ』『地球の静止する日』 4K版

iTunes Storeの『シザーハンズ』と『地球の静止する日』が4K(SDR)版になっている。20世紀フォックスの作品は知らぬ間にマスターが差し替わっていることが多いのでうかうかしていられない。
『BOND25』の新監督はキャリー・ジョージ・フクナガ

『BOND25』の監督がダニー・ボイルに代わってキャリー・ジョージ・フクナガに決定。併せて新たな公開日は2020年2月になることが正式に発表になった。プリプロダクション段階での監督交代劇、ルーカスフィルムのように安全策を選ばないところはいかにもEONらしい。キャリー・ジョージ・フクナガの監督作「TRUE DETECTIVE/二人の刑事 シーズン1」(第66回エミー賞で監督賞を受賞)がAmazonプライムの対象作品になっている。まずはこれから観てみよう。
Apple TV 4K Dolby Atmos対応へ

Apple TV 4Kが tvOS 12にアップデート。これでドルビーアトモスでの再生が可能になった。(ウチは関係ないけど)

iTunes Storeでも対応作品のアップグレードサービス(無料)が始まっている。
iTunes Store版 『2001年宇宙の旅』

iTunes Storeの『2001年宇宙の旅』。レンタル期間が終わったのでセル扱いのHD版を購入しておくことにした。旧作扱いで1,500円也。いずれ4K HDR版がリリースになれば勝手にver.upされる。おそらくドルビービジョン版での配信となるのではないだろうか。特典映像は2007年のブルーレイと同じ。これは北米盤4K UHDに収録される特典も同様だ。待望の tvOS 12のリリースは 17日(日本時間では18日)となる模様。Apple TV 4Kがこれでようやくドルビーアトモス対応になる。2KのHDソースを4Kにアップスケーリングする機能も追加される、という情報もあるが…さて。
『2001年宇宙の旅』70mmマスター?!

iTunes Storeの『2001年宇宙の旅』。ジャケットが最新版に差し替わった。海外版に準拠する最新のアートワークで日本語版が出たのはこれが初めてではないか。海外盤の4K UHDのリリースは来月。タイミング的にこれはもしかしていきなり配信で70mmマスターきたか?!

慌ててひとまずレンタルでチェックしてみたけれど…残念ながらどうも違うっぽい。シュートを付けて解像感を出していた旧マスターとは明らかに違うものの、解像度的には35mmマスターではないだろうか。同じワーナーのタイトルだと『ブレードランナー』の4K HDRマスターで見た驚くような70(65)mm特有の緻密さが感じられない。まぁ70mm版はもうちょっと待てよ、といったところか。
iTunes Store『タッカー』4Kドルビービジョン版

iTunes Store『タッカー』4Kドルビービジョン版。粒状性を殊更にアピールしないグレーディング、HDRを意識させないナチュラルなフィルムらしさがいい。久々に製作年度を忘れさせる絵を見た。旧作における最新の4K HDRマスターとは?アメリカンゾーエトロープ流の答えがここにある。再見の価値ありだ。
『タッカー』4K ドルビービジョン 版

iTunes Storeに『タッカー』!国内ではDVDさえリリースされていなかった作品がいきなりの4K ドルビービジョン版で登場。北米盤ブルーレイは発売されたばかりだが4K UHD盤はない。パラマウントではなくルーカスフィルムからのリリースというのも意外な感じだ。旧作扱いで1,500円也。購入を躊躇う理由が見当たらない。
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