Posted in 05 2021
高倉健生誕90周年企画『夜叉』『鉄道員(ぽっぽや)』

WOWOW4Kの高倉健生誕90周年企画で『夜叉』と『鉄道員(ぽっぽや)』。日本映画専門チャンネルで2Kダウンコンバート版は確認済みだが4K放送では初。両作品とも丁寧に修復されている。とりわけ『夜叉』が素晴らしい。フィルムノワール作品に相応しい暗部階調の再現力。いい黒が出ている。『駅 STATION 4Kデジタルリマスター版』のオンエアにも期待したい。
『時をかける少女』4Kデジタル配信版

MOVIE WALKER FAVORITEの4K版『時をかける少女』 。7年前の4KスキャニングBD盤と比べるとグレインの量が圧倒的に少なくなって見える。(『蘇える金狼』『野獣死すべし』も同傾向)おおむねスッキリとした画調にはなっているがマスターの解像度はどこまでキープされているのか。31日(月)NHK BS4Kでオンエアされる4Kデジタル修復版ではどう見えるだろう?楽しみだ。
「MOVIE WALKER FAVORITE」雑感。

KADOKAWAの「MOVIE WALKER FAVORITE」。ざっくりと確認してみたところ4Kマスター版のコンディションは上々だ。大映作品はもちろんのこと『人間の証明』や『蘇える金狼』など角川映画の初期作品も満足度は高い。4Kスキャニング版のブルーレイよりもぜんぜん綺麗に見えるので驚かされる。

月額600円の視聴料金は良心的だと思う。角川映画や大映作品、あれもこれもと購入するのならばまとめてサブスク契約の方がコスパは高いかもしれない。のだが、若尾文子の『刺青』などのように“これは!”という4K作品はサブスク配信限定ではなくセル版も選べるようにして貰いたい。買って観るか、サブスクで観るか。これはなかなかに悩ましい。
「MOVIE WALKER FAVORITE」

KADOKAWAがスタートした「MOVIE WALKER FAVORITE」。セル/レンタルでの扱いはなくサブスクでしか観ることが出来ない4Kタイトルがあることが判った。若尾文子の『赤線地帯』『女は二度生まれる』『雁の寺』『刺青』もある。なかでも『刺青』は是非4Kで観てみたい。さっそく14日間の無料トライアルを申し込んで視聴を開始した。

4Kタイトルのうち『人間の証明』『蘇える金狼』の冒頭には“角川春樹事務所作品”、『野獣死すべし』の冒頭には“HARUKI KADOKAWA presents”のフェニックスロゴ(サウンドロゴあり)がそれぞれちゃんと入っている。これ大事。とりあえずいろいろ見倒してみよう。
iTunes Store 角川映画・大映作品4Kマスター版

iTunes Storeの角川映画・大映作品が続々と4Kマスター版にグレードアップ。『時をかける少女』『セーラー服と機関銃』『人間の証明』『野獣死すべし』『蘇える金狼』『復活の日』『里見八犬伝』『Wの悲劇』『おとうと』『雪之丞変化』『炎上』『浮草』『羅生門』などなど…未パッケージ化、まだ4K放送されていないタイトルも含まれている。凄い。
Siri Remote ニューモデル

Apple TV4Kの新Siri Remote“だけ”を購入した。実際に映画を観ながら使ってみるとちゃんと改良されているのがよくわかる。先代の妙に手触り感が悪く、妙に軽く、妙にクリック感のよくないタッチパッドからようやくこれで解放されるわけだ。新モデルは手に持った時の重量感、厚み、ホールド感もいい。Apple TV4Kのヘビーユーザーなら買い替える価値はあると思う。
『ミッション:インポッシブル』

『ミッション:インポッシブル』。劇場公開25周年記念で新マスターの北米盤BDがリリースされたので国内iTunes Store版(4Kドルビービジョン)をチェック。購入当時の印象はあまり良くなかったはずなのだが新マスター?と思えるくらい精細感もあり鮮明だ。考えてみればネイティブの4K HDRで観るのは初めてかもしれない。件の25周年記念盤BDはこの4Kマスターからの2Kダウンコンバート/SDRマスターのようだ。
Siri Remote

新Apple TV4KのSiri Remote。店頭で実機を触ってみたらこれがなかなかの質感。ホイール型はやはり使いやすい。古いモデルを久しぶりに引っ張り出してきたのだが今となっては早送り・巻き戻しが圧倒的に遅い。リモコンだけを買い足すのはありかもだ。
ピュア4K放送版 『モスラ対ゴジラ』

日本映画+時代劇4Kチャンネルのピュア4K放送で『モスラ対ゴジラ』。精細感と鮮明なグレーディングに思わず感嘆の声を上げる。昭和の『ゴジラ』シリーズはすべて劇場で観ているけれど上映プリントのクオリティを軽く凌駕していることは想像に難くない。本作、そして次作の『三大怪獣 地球最大の決戦』が昭和版『ゴジラ』のクライマックスとなろう。
iTunes Store版インディ・ジョーンズ シリーズ

iTunes Storeのインディ・ジョーンズ シリーズ。US・国内版ともにドルビーアトモスの表示がなくなってしまった。AVセンター側でApple TV 4Kからの出力信号をチェックしてみると確かに国内版の各作品はアトモス音声ではない。いきなりのダウングレードというと最近だと『スピード』と同じケースだ。そもそもデジタル版の権利はパラマウント?ルーカスフィルム?どうも判然としないのだけれど…なんだかイヤな予感がするなぁ…。
「インディ・ジョーンズ 4ムービーコレクション」

「インディ・ジョーンズ 4ムービーコレクション」。iTunes Store版は(なぜか)先に音声がドルビーアトモスに差し替わったが相変わらずHDマスターのまま。やはり6月8日の解禁だろうか?試聴記事用に使う4K UHDのプルーフ盤はもう手元に届いている。いまはもっぱらそっちの検証を進めているところだ。
『ルパン三世 カリオストロの城 4Kデジタルリマスター版』

日本映画+時代劇4Kで『ルパン三世 カリオストロの城 4Kデジタルリマスター版』。レストアはもう完璧。4K放送ではひたすら色の純度に驚かされる。5.1chサラウンドも鮮度の高い絵のトーンとよくマッチしている。4K UHD盤もリリース済みだがウチではこれが保存版だ。6月には『ルパン三世 ルパンVS複製人間 4Kデジタルリマスター版』のピュア4K放送も予定されている。
『マンダロリアン』シーズン1 特別プログラム

初版は受注限定販売だった『マンダロリアン』シーズン1の特別プログラム。5月4日から再受注の受付がスタートしている。やや値は張るが読み応えもあり掲載されている写真の点数も多い。劇場で公開されていればこんなパンフになったのだろうなぁという装丁になっている。デジタル版よりも印刷版をお薦めしたい。
US iTunes Store版 『スピード』

US iTunes Storeで購入した『スピード』。フォーマットがHD→ドルビービジョン→HDとなっていたけれどまたまた4Kドルビービジョン版にマスターが差し替えられた。本来なら4K UHD盤と同時リリースのはずが米ディズニーの担当者が“やっちゃった”のだろう。もしかしてまだワンチャンあるかも?待っていてよかった。

ここのところ(仕方なく)HD版を見ていたのでグレーディングの違いが以前よりもよくわかる。あとは国内のストアでも同様の措置がとられるか、だが…。
6月の日本映画+時代劇4KとWOWOW4K

6月の日本映画+時代劇4Kチャンネルでは『三大怪獣 地球最大の決戦 4Kデジタルリマスター版』『ルパン三世 ルパン VS 複製人間 4Kデジタルリマスター版』をピュア4K放送でオンエア。

WOWOW4Kでは『男と女 人生最良の日々』が4K放送予定。
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