Posted in 03 2022
サウンドバー考。

サウンドバー考。個人的にはやはりヤマハを薦めたい。例えばYAS-209(サウンドバー+サブウーファー)のようなセットモデルよりも、サブウーファー出力を装備したサウンドバーSR-B20Aと別売のサブウーファーNS-SW050を組み合わせた方が良い結果になると思う。サウンドバーにはサブウーファーは必須と考えたい。
オーディオビジュアルの流儀にのっとればデカく重いモデルを選ぶに越したことはない。生産が完了した中古品を含めると選択肢も広がるのだが(ウチのヤマハ YSP-3000がそれだ)そもそもリアルサラウンドシステムではなくサウンドバーを導入しようというユーザーにはハードルも高く、面倒だろう。
サラウンドの音場処理まで含めてお薦めするのはヤマハ。もちろん好みに応じてソニーやデノンという選択肢もある。いまは細長く軽いモデルが主流の時代。どのメーカー製でもより良いサブウーファーを組み合わせるのが成功の鍵となる。サウンドバー側のサブウーファー出力端子の有無は必ずチェックすべし、だ。
Apple ギフトカードで『ゴッドファーザー トリロジー』

Appleのギフトカードを頂戴した。1,000(円)から100,000まで、使えるポイントを贈り主が設定できるタイプのカードだ。いったいいくらの額になっているのだろう??自分のAppleアカウントにチャージするまでわからないのでドキドキだ。せっかくなのでiTunes Storeでなにか映画を買おう。

『ゴッドファーザー トリロジー』4Kドルビービジョン版をポチッ。
『ゴッドファーザー トリロジー』


デジタル配信版『ゴッドファーザー トリロジー』。iTunes Storeでは日米同時に4Kドルビービジョン版をリリース。おそらく期間限定のキャンペーンなのだろう、リリース直後から早くも単作・トリロジーともにプライスダウンになっている。今なら3作セットのトリロジーがなんと¥2,546だ。

『ゴッドファーザー 特別完全版』を流し見する。『ゴッドファーザー』『PARTⅡ』を時系列順に再編集。47分の未公開シーンを追加した計422分。コッポラ監督はあくまでも『PARTⅢ』公開のプロモーションのつもりだったのだろうか?50周年記念で登場しないとなるとこのまま日の目を見ないのかもしれない。
NHK BS4K『二十四の瞳』

NHK BS4Kで先行放送の『二十四の瞳』。松竹・木下惠介監督版の令和リメイク作といった印象だがとても丁寧に作られているように感じた。テンポ感も今ならこれくらいでいい。土村芳の小石先生、生徒たちがなにより魅力的だ。撮影のグレーディング、スコアも印象深い。BSPでの本放送の予定は8月。迷わず保存版にしたい。
ヤマハ YSP-3000 音場調整のコツ

ヤマハ YSP-3000。ビームスピーカー式のサウンドバーは本体の設置場所と部屋の環境によってサラウンドの効果にかなり違いが出る。同梱のビームマイクで音場を調整するのは楽なのだがそこからさらにマニュアルで追い込むのは至難の業だということがここ数日でわかってきた。YSP-3000の場所を変えながらその都度ビームマイクで自動測定、ベストなポジションを求めてトライ&エラーを繰り返すしかないようだ。付属の専用チェックディスク(DVD!)で確認すると分かり易い。

いま現在は当初よりも12cmほど視聴位置から離して設置している。センターチャンネルと画面との馴染み、湾曲モニター後方に広がる奥行き感、音場の広さや前後左右の方向感などこれだけでもサラウンドの印象はがらりと変わる。リアルにスピーカーを揃えて構築するこれまでのサラウンドのようにはいかないところが面白いといえば面白い。

音場の調整後にサラウンドのチェックに使っているのは『ブレードランナー ファイナル・カット』。
「伝説のコンサート 中森明菜 スペシャルライブ1989」

3月19日(土)のNHK BS4Kは「伝説のコンサート 中森明菜 スペシャルライブ1989」。デビュー8周年、絶頂期の明菜がシングルヒット曲ばかりをノンストップで!歌い踊る圧巻の90分。これは「イーストライヴ インデックス23」の4Kアップコンバート&5.1chサラウンド版だ。エアチェック必至のA級保存版。BSPでは4月30日(土)の放送予定。
『鎌倉殿の13人』BS4K版

『鎌倉殿の13人』BS4K版。身を隠す佐殿が木の葉を揺らす。その音に気づく小四郎。5.1chサラウンド音声をデジタルサウンドプロジェクション方式のサウンドバーで聴く。ガサガサというサウンドエフェクトがちゃんと右リアに定位している。ここまで方向感が出ればOKだ。
ヤマハYSP-3000+YST-SW60

ヤマハYSP-3000+YST-SW60のセッティングがほぼ完了。メインシステムで使っているAVセンターを入力ソースのセレクターとして共用しているがシネスコ湾曲モニター専用の独立したサウンドシステムになっている。YSP-3000のサラウンドモードはなかなか使い出がありそうなのでじっくり研究中だ。
山本浩司さんによるヤマハYSP-3000評。PR記事なのでその点は留意しなければいけないが参考になる。本来なら記事で紹介されている4000の方が良かったのだが湾曲モニターとテーブルの大きさとのバランスからウチは3000を選んだ。画面サイズが1m超ならボクも4000をお薦めする。

YSP-3000+YST-SW60は当時の価格だと¥120,000+¥32,000。もちろんどちらも既にディスコンで今回のシステムはコンディションの良い中古品を選んで組んだ。¥13,980+¥1,800也。試行錯誤の甲斐もあり初めてのサウンドバーシステムは上々の仕上がりといったところ。古くても良いものは良いのだ。
『新幹線大爆破』4Kリマスター版

BS日テレ4Kでオンエアされていた『新幹線大爆破』。いちおう録ってみたらこれがなんと4Kリマスター版ではないか!CSの東映チャンネル以外の局で4Kリマスター版がオンエアされるのはおそらくこれが初めてではないだろうか。オンエアマスターに使われているのは4Kリマスター版だが2Kマスターからの4Kアップコンバート放送。民放なので劇中にCMは入るが本編はノーカット。

序盤で一か所だけ緊急ニュースのテロップが出たのが惜しい。リピート放送があれば再トライしたい。
デジタル・サウンド・プロジェクター+サブウーファー

YSP-3000と組み合わせるサブウーファーが届いた。同社製のYST-SW60。90年代半ばにはこのスピーカーを2台使いでシステムを組んでいたので懐かしい。小型サイズ(当時)だが今回はテーブルの下、すぐ足元に設置するのでこのモデルでもOKだろうと考えた。音場の調整はインテリビームマイクを使うと簡単で効果もてきめんだ。YST-SW60が加わることで量感が増すだけでなく、再生帯域を振り分けることによってデジタル・サウンド・プロジェクター本体からの低音にキレが出てくる。サウンドバーの音のクオリティが格段に上がるのをあらためて実感した。

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。ドルビーアトモスに対応したバーチャルサラウンド再生に引けを取らないサラウンドが十分に楽しめる。仮想音場を創り出すノウハウはさすがはヤマハといった印象だ。DB5に撃ち込まれる重く鈍い銃弾のサウンドエフェクト。サブウーファーとの組み合わせでこれが驚くほど化ける。
デジタル・サウンド・プロジェクター YSP-3000

ヤマハのサウンドバーYSP-3000が到着した。2008年製の旧機種だがウチの34型シネスコ湾曲モニターとの組み合わせではおそらくこれがベスト、のはず。横幅のサイズはぴったり。このボディの中に4cmコーン型ビーム用スピーカー×21個、10cmコーン型ウーファー×2個を内蔵。正面からの見た目だとモニター画面の半分ほどの面積を占める。現行機とは違って重量も11.5kgあり、ずっしりと重い。とりあえずのポン置きでもステレオ音声、バーチャルサラウンドともになかなかに好印象だ。調整前でも音場感に不足は感じない。

YSP-3000では同梱のインテリビームマイクを使ってビーム調整と音質調整を行う。バーチャルサラウンドの効果を左右するこの設定が肝だ。今回、本機にはサブウーファーを組み合わせる。モニターを置いているテーブルの下にも収まる小型サイズ。到着を待ってシステムの調整に入ろう。
デジタル・サウンド・プロジェクター YSP-600

ちょっと試しにヤマハ製のデジタル・サウンド・プロジェクター YSP-600を中古で入手してみた。リモコンなどの添付品がなく、3,000円也。2008年発売の旧機種だが当時の価格で75,000円ほどの(サウンドバーとしてはそこそこ高い)モデルだ。数日間、映画ソフトでチェックした印象ではビーム系スピーカーを使ったバーチャルサラウンドは思いのほか効果が高く、現行機種のサウンドバーと比べても音場の高さ・広さ・奥行き感の再現力にはさほど遜色が感じられない。物量が投入されているのが如実に音に表れているのだろう。

YSP-600の横幅は60cm。高さは12cmほどに収められてはいるが奥行きは22cm。重量も8.5kgある。サウンドバーとは言え、いやサウンドバーのようなスタイルだからこそデカく、重くなければやはりいい音は出せないのだ。音楽を聴いても然り。お世辞にも当時の価格ほどのサウンドとは言えないけれど半分くらいの価値なら十分にある。これでようやく方向性が見えてきた。あらためて同社製の歴代のサウンドバーを入念にチェック。ウチのシステムに相応しい良さげなモデルを見つけたのでいよいよこれに決めた。
「愛はすべてを越えて」

『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』。エンディングで流れる「愛はすべてを越えて」の歌詞は本来なら日本語字幕として出すべし、という指定がない箇所だった。しかし配給元に「ここは入れた方が良いのでは?」と相談。EON/MGMへ許諾の打診をして貰いつつ、翻訳を追加で依頼。最後の“愛はすべてを越えて”ほか数か所で訳詞を差し替えて頂き、完成した。
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