Posted in 07 2022
レーモン・ルフェーブル・オーケストラ/ベスト盤

イージーリスニング(死語)の定番、レーモン・ルフェーブル・オーケストラのベスト盤をサルベージ。今となってはApple Musicなどのサブスクでも聴くことが出来るが、極私的ヘビロナンバー「愛の休日」「嘆きのサンフォニー」を1枚に収録したレコードをずっと探していたのだ。1973年リリースのLP2枚組。“買えないレコード”のEP盤(「明日に架ける橋」/「バディネリ」)が付録で付いている。100円也。
「大貫妙子 Symphonic Concert 2020」

NHK BS4K「大貫妙子 Symphonic Concert 2020」。これまで8K放送のみだったシンフォニックコンサート、待望のオンエアだ。編曲・指揮は千住明。「OVERTURE」に始まり、お馴染みの楽曲だけでなく「Shall We Dance?」や千住氏の「風林火山」も披露。そしてゲストは坂本龍一。5.1chサラウンドも良質で素晴らしい。保存版にしよう。
「007 スペクター in コンサート」
10月にロイヤルアルバートホールで開催される007シリーズ60周年記念のチャリティーコンサート「THE SOUND OF 007 IN CONCERT」。同ホールでは翌11月には17日『007/カジノ・ロワイヤル』18日『007/スカイフォール』のシネオケを再演。そして19日・20日には『007/スペクター』が初めてシネオケで披露される。「007 スペクター in コンサート」。これは是非とも日本でも開催せねば、だ。

10月に開催される007シリーズ60周年記念のチャリティーコンサート「THE SOUND OF 007 IN CONCERT」。シャーリー・バッシーやガービッジのほか歴代の主題歌を担当したアーティストが(数名?)集うようだ。インストや他アーティストによるカバーも含め、おそらく主題歌集的なコンサートになるのだろう。日本での開催も強く望んではいるけれど、国内のアーティストが歌唱するスタイルは(個人的には)惹かれない。が、主題歌のインスト版も含めた“007/ベストスコア集”的なコンサートだと映画ファンや007ファンにとっては足を運びたい“燃える”ライブになるのではないだろうか。
ディズニープラス「ライト&マジック」

ディズニープラスで「ライト&マジック」の配信がスタート。「はぐれ者の集団」「荒馬に乗って」「よく考えてくれ」「仲間を見つけた」「モーフィング」「恐竜の真似は禁止」の全6エピソード。毎週1話ずつの公開かと思いきや、全エピソードが一挙に配信開始になっている。各話1時間前後なので6時間に及ぶドキュメンタリーだ。見応えありそう。取り急ぎ第1話「はぐれ者の集団」を見てみると確かにこれは面白い。それもそのはず、監督はなんとローレンス・キャスダンではないか。
『東海道四谷怪談』

Amazon prime videoで『東海道四谷怪談』。芸術性の高いシネスコ画とお化け屋敷的な外連味とが相俟って怪談ものでは屈指の完成度を誇る。南蛮渡来の毒薬を盛られたお岩さんの描写にも容赦がなく、恨みのこもった“伊右衛門殿ぉぉぉ…”の声がさらに恐怖感を煽る。邦画史上にその名を残す1959年の中川信夫監督作品。
LD盤 『椿三十郎』

サルベージした『椿三十郎』のレーザーディスクをウルトラワイドモニターで観てみた。

プロジェクターを使ったスクリーン上映ではなく34インチのPCモニターなら意外と健闘するのでは?と思っていたけれど…正直なところ画質的にはかなりつらい。パラメーターを調整してみてもどうにも画に落ち着きが感じられないのだ。暗部の階調感はそこそこに出るものの、黒を締めても重みが出ない。残念。
レーザーディスク 『椿三十郎』

黒澤明監督作『椿三十郎』のレーザーディスクを店頭で見つけたのでサルベージ。300円也。同梱品も含めコンディションはすこぶる良好だ。シネスコのLDを湾曲&ウルトラワイドモニターで観てみるとどういう印象になるか。画音ともにチェックしてみようと思う。34インチのPCモニターだと意外と健闘するかも。
8月のNHK BS4K「プレミアムシネマ4K」

8月のNHK BS4K「プレミアムシネマ4K」。『スティング』『ビリギャル』『ゴースト ニューヨークの幻』『フラッシュ・ゴードン』『天井桟敷の人々』。『トゥームレイダー』を除いてはリピート放送作品ばかりが並ぶ。夏休み時なのだからどーんと話題作をオンエアしてくれないものかね。
日本映画放送で取材。

日本映画放送で取材。1時間の予定が話が弾んで気が付けば2時間。日本映画+時代劇4Kについての話をたっぷりと訊いた。映画ファンの胸躍る情報もある。もちろん話を伺うだけでなく是非とも4K放送して欲しい作品も強く強く強くプッシュしておいた。なんだか脈はありそうだぞ。
『戦国自衛隊』 新旧マスター比較


『戦国自衛隊』。4Kデジタル修復版(2Kダウンコンバート版)と従来のHDマスター版。厳密な比較ではないけれど新旧グレーディングの違いはわかる。より肌色に近いスキントーンと背景の海の碧さが新マスターでは再現されるようになった。動画で確認してみると画の抜けの良さ、SNの違いもより顕著だ。
『戦国自衛隊 4Kデジタル修復版』

時代劇専門チャンネルで『戦国自衛隊』<4Kデジタル修復版>の放送告知が流れ始めた。これが初お目見えとなる4Kデジタル修復版の映像が使われている。要チェックだ。TV初放送(2Kダウンコンバート版)は時代劇専門チャンネルで8月20日(土)。ピュア4K放送は日本映画+時代劇4Kで28日(日)の予定。
『戦国自衛隊 4Kデジタル修復版』 初号試写

『戦国自衛隊』4Kデジタル修復版。初号試写。いま時代劇専門チャンネルの公式サイトで使われている画像は新マスターからの切り出しだろう。SN感や全体の色調、スキントーン、とりわけ青系の発色が旧マスターとは明らかに違うのがよく判る。まだ情報告知解禁前につき詳細は語れないが期待して待たれい。4Kデジタル修復版の初放送は時代劇専門チャンネルで8月20日(土)。まずは2Kダウンコンバート版でのオンエアとなる。日本映画+時代劇4Kでのピュア4K放送は28日(日)。
月刊バラエティ『戦国自衛隊』特集

『戦国自衛隊』強化週間。公開当時の関連記事と言えばやはり月刊「バラエティ」だ。1980年1月号と2月号で特集が組まれている。


独自取材による特集のほか、ワンシーンだけの出演だった薬師丸ひろ子の撮影レポートにもしっかりページを割いているのはさすが「バラエティ」。ポスターやポートレートなど綴じ込み付録も付いている。
『日本俠客伝』劇場予告編

日本映画+時代劇4Kのミニ番組「高倉健劇場4Kの作品紹介 #1」。ピュア4K放送時にはオンエアされていなかった『日本俠客伝』4Kデジタルリマスター版の劇場予告編を初めて見た。映画本編同様にレストアされている。これは保存しておきたい。おそらく8月の『網走番外地』の劇場予告編も#2で流れるのだろう。要チェックだ。
『戦国自衛隊』ブルーレイ盤

今週は『戦国自衛隊』強化週間。ブルーレイ盤はオリジナル音声扱いのステレオ再生で観るのが常だが、サラウンド音声をあらためてチェックしている。ロスレスのドルビーTrueHD 5.1ch仕様。2005年に新たに制作されたトラックで、川中島の合戦の迫力はたっぷり。自衛隊が戦国時代へとタイムスリップするイメージシーンなどはサウンドデザインも面白い。

ブルーレイ盤に収録されている音声トラックは①ステレオ②5.1chサラウンド。画との馴染みがいいのはデフォルトのステレオ音声だ。5.1chサラウンドは鮮度感が高い。しかしそれがゆえに画との釣り合いが取れていない印象なのだ。音に対して画が“古い”。画と音のバランスをどう取るか?このあたりが4Kデジタル修復版のテーマとなろう。
『網走番外地 4Kデジタルリマスター版 』

日本映画+時代劇4Kの特集「高倉健劇場4K」。8月にオンエアされる『網走番外地』<4Kデジタルリマスター版>の本編映像が流れ始めた。美麗なモノクロ映像だ。ピュア4Kでの放送予定は8月5日(金)。
『戦国自衛隊』 4Kデジタル修復版

『戦国自衛隊』。KADOKAWAの担当プロデューサーから4Kデジタル修復版の初号試写に誘って頂いた。日本映画+時代劇4Kでの4K放送に先駆けて4K DCP版での上映になる。詳細はまだ発表前だがニューマスターの仕様を聞いて思わず“おぉ!”と声が出た。これは『犬神家の一族 4Kデジタル修復版』に続いて期待していて間違いなさそうだ。

『戦国自衛隊』は1979年12月15日公開。劇場は大阪・梅田の今は無き阪急プラザ劇場だ。チケットホルダーやチラシの裏にあるように“開場10周年記念作品”という位置づけになっている。おそらく公開初日に馳せ参じ、時間表から推察すると朝から晩まで続けて4回観ていたのだろう。半券に記載されている4CHステレオ版だったはずだ。
『拾われた男』

ここのところどよ~んとした気分で終わりがちなNHK BS4K『鎌倉殿の13人』。いよいよ北条時政(坂東彌十郎)の“イヤなおっさん感”が滲み出てきた。北条家に漂う不穏な雰囲気。思わずため息が出る。いっぽうNHK BSP &ディズニープラスの『拾われた男』が好調だ。力の抜けた感じと疾走感が心地よい。そこかしこに散りばめられた映画の小ネタにもニヤリ。松尾諭(※本人)が俳優業の傍ら井川遥付きの運転手になる第3話からもまた…面白い展開になっていきそう。
『日本俠客伝 4Kデジタルリマスター版』

日本映画+時代劇4Kの特集「高倉健劇場4K」がスタート。第一弾は『日本俠客伝 4Kデジタルリマスター版』。ピュア4K放送。以降、8月『網走番外地』/9月『昭和残俠伝』/10月『緋牡丹博徒 花札勝負』/11月『日本任俠道 激突篇』/12月『冬の華』へと続く。
『戦国自衛隊 4Kデジタル修復版』

8月の日本映画+時代劇4K『戦国自衛隊 4Kデジタル修復版』!2Kダウンコンバート版は先日の『大魔神』シリーズのケースと同様に、日本映画専門チャンネルではなく時代劇専門チャンネルでのオンエアなので要注意。
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